僕は今の広告代理店に転職をしてから3年が過ぎたのですが、働いてみて向いている人、向いていない人がなんとなくわかってきました。
今の会社で新卒の採用も関わらさせていただき、多くの方ともお会いしてきたので、ある程度参考になるかと思います。
▼この記事を書いている人

1,webマーケティングに向いている人の特徴4つ
web広告の仕組みに興味がある
入社してから、優秀だと感じるマーケターはこの特徴の人が多いです。
・web広告ってどうやって配信しているんだっけ?
・最近話題のITPの仕組みってなんだっけ?
・cookieに対して規制が厳しくなっているけど、どう対策するのがロジック上いいんだっけ?
などなど、研究体質な人が多いイメージです。
自分たちが扱う商売道具である媒体の仕組みを分析し、考え、実行するのは基本なのですが、その基本を応用に変えることが出来るのがweb広告運用者の仕事なので、とても大事な資質です。
ロジカル思考
今現状置かれている問題点は何か。
その問題となっている解決すべき課題は何か。
では、対策はどのように取るべきなのか。
という一連のロジカル思考は必要となってきます。
マーケターによって程度はあれども、webマーケティングの仕事をする上では重要な資質です。
数字を使って具体的に説明ができる
あなたに質問です。
今から2パターンの文章を記載するので、どちらが分かりやすいか考えてください。
A:朝早く起きて、トーストをたくさん食べておなかいっぱいになって幸せだ。
B:朝は6時に起きて、トーストを3枚も食べたのでおなかいっぱいになって幸せだ。
どちらがわかりやすいでしょうか?
Bの方が、その人が考える朝の早い時間とトーストを何枚食べたらおなかいっぱいになるのかがイメージつくのではないでしょうか。
普段の会話の中でも数字を使って説明が出来ているかどうか、あなたも思い返してみて下さい。
ユーザーの行動心理に興味がある
webマーケティング全般でユーザーの行動心理をひたすら考える必要があります。
例えば、この記事を読んでいるあなたも僕がどういう人に読んでもらいたいかをイメージしてこの記事を書いているからこそ読まれています。
人の行動予測は必ずwebマーケティングの仕事をしているとセットでついてくるものなので、行動心理に興味がない人はつらい仕事となってしまいます。
2,webマーケティングに向いていない人の特徴4つ
変化をすることを嫌う
web業界全体として、アップデートがめちゃくちゃ激しいです。
昨日正しかった知識が、大幅アップデートによってゴミクズ以下の知識になってしまうことはよくあることです。
そのため、強制的に変化をすることを求められる仕事であるため、根本的に変化を嫌う人にとっては苦痛が大きい仕事だと言えるでしょう。
ロジカルに考えることが苦手
一番困るのは、自分の考えを相手に伝えることが出来ないため、業務上困ってしまいます。
web広告では、仮説をもとに正解がわからないのを前提に業務を進めていくため、自分が考えたことを相手に伝える能力が絶対必要です。
そのためには、ロジカルに相手に伝える必要があります。
結論→理由→メリットorデメリット→なのでやるべきorやらないべき
みたいな思考が求められます。
数字を見ると気分が悪くなる
昔、前職の同期に「数字を見ると気分が悪くなる」と言っていた人がいました。
数値で考えることを上長に求められ過ぎて、トラウマになったそうです。
気分が悪くなるくらいであれば、もっと向いている仕事があるはずなのでそちらで頑張るのが、その人には向いているんだろうなと思いました。
向上心がない
webマーケティングの仕事は向上心がないと務まりません。
前述の通り、アップデートの激しい業界のため知識を更新しつづけていかないと、業務がままならないからです。
そのためには、昨日の自分よりもよくなろう精神がある程度は必要です。
3,まとめ
・web広告の仕組みに興味がある
・ロジカル思考
・数字を使って具体的に説明ができる
・ユーザーの行動心理に興味がある
・変化をすることを嫌う
・ロジカルに考えることが苦手
・数字を見ると気分が悪くなる
・向上心がない
仕事をする上で、大切なことはあなたが何を大切にしたいかです。
なので、今回それぞれの特徴を述べさせていただきましたが、あなたが一番人生において大切にしていることは何でしょうか?
webマーケティング転職は本当に必要なのでしょうか?
今一度あなたの気持ちを整理してみてもいいかもしれませんね。
それでは!!!!!