転職ガイド

育休を踏まえた転職活動!成功させるためのポイントと注意点

育休を取得したいけど、転職のタイミングや方法について不安を感じていませんか?

あなたのその悩み、深く共感します。

実は、育休を取得したいと考える男性は増えてきており、その中で転職に関する疑問や不安を持つ方も少なくありません。 どのタイミングで動けばいいのか、育休の経験をどうアピールすればよいのか、新しい職場での育休取得の可能性はあるのか…

そんなあなたのために、このブログでは育休と転職に関する具体的なアドバイスや情報を提供します。 あなたの悩みを一つ一つ解決して、より良いキャリアの選択をサポートします。 ぜひ、最後までお読みください。

ショウ
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僕が記事を書いています!

・英会話業界の営業マンから未経験でweb広告業界へ転職しました。

・web広告で得た経験などから、副業ブログに挑戦。

・妻と娘の3人暮らしです。

育休を取得する男性の背景と理由

男性の育休取得率の変化

近年、男性の育休取得率は徐々に上昇してきました。 しかし、まだまだ多くの男性が育休を取得することに躊躇しているのも事実です。

あなたも、育休を取得することについて迷っているかもしれませんね。 そこで、この章では育休を取得する男性の背景や、その理由について詳しく解説していきます。

なぜ男性は育休を取得しづらいのか

一つの理由として、職場の風土や上司・同僚からのプレッシャーが考えられます。

「男性が育休を取るのは当たり前ではない」という旧来の価値観が、一部の職場には残っているのが現状です。

あなたが育休を取得する際には、このような職場の風土を理解し、上司や同僚とのコミュニケーションを大切にすることが重要です。

2022年に法制度が改正されたことにより、男性も育休と取りやすい環境が出来てきました。

ただ、まだまだ浸透していない企業が多いのが実情です。下記のグラフは厚生労働省が出している男女での育休取得率の推移です。

一時よりはかなり改善してきましたが、男性の取得率は13%代とまだまだ低いのが実情です。

参考:厚生労働省「育児・介護休業法の改正について」

育休取得のメリットと社会的意義

育休を取得することのメリットは数多くあります。 子供との時間を持てることはもちろん、家庭内での役割分担を再確認する良い機会となります。

さらに、育休を取得することで、自分自身のキャリアや人生観を再考する時間を持つことができます。

また、父親が早期から育児に参加することはこどもの学習能力や問題行動を起こさせにくいなどの研究結果も発表されているため、育休を取ることにより子育てに積極的に参加していくのは必須と考えられます。

特に生まれたばかりの母親の精神・肉体的な負荷は相当なものであるため、あなたの家庭を守っていくためにも父親であるあなたが育休をとって子育てに参加していくことはとても重要なのです。

参考:「父親」が育児に携わった子が優れている理由

育休中の男性が転職する際に避けるべきタイミング

育休中の転職活動のリスク

育休中の転職は、一見魅力的に思えるかもしれません。

しかし、実際には多くのリスクが潜んでいます。

例えば、新しい職場での評価が低くなる可能性や、育休中の転職活動が原因で現職の評価が下がるリスクが考えられます。 また、育休中の転職活動は、時間的・精神的な負担が大きくなることもあります。

特に2人目のお子さんを控えている方にとっては要領を得ているため、ある程度動き方を理解した上で転職活動に臨むことができますが、1人目ともなるとそうはいきません。

出産後は特に子育てが大変な時期です。

出産直後は体調を崩しやすい状況が続くことに加えて、こどもも体調を崩しやすく24時間体制で気を張っていることが求められるからです。

そのため、転職活動をするのであれば育休に入る前にある程度目途をつけ行動をした上でいろいろと臨まれるのが好ましいでしょう。

育休後の転職を推奨する理由

育休後の転職には、多くのメリットがあります。 まず、育休経験を活かして新しい職場でのアピールポイントとすることができます。

また、育休後に転職を考えることで、より冷静に自分のキャリアを見つめ直す時間を持つことができます。

僕の知人では子育てを通じて人生の価値観が変わり、現職をあっさり辞めた方がいます。自分がなぜ生まれてきて、どういった仕事を通じて社会に貢献をしていきたいのかを改めて考えるキッカケになったとか。

僕もこどもが産まれてから価値観が変わる連続でした。

育休中は真摯にこどもとパートナーと向き合うことで新たな価値観が生まれ、あなたがさらに魅力的な人間として成長出来る可能性があります。

転職活動をする際の注意点

育休中の転職活動とその課題

育休中に転職活動を行う場合、特有の課題がいくつか考えられます。

面接の日程調整や入社のタイミング、そして育休中であることによる制約や条件の説明が必要となることがあります。

また、育休中の転職活動は一般的ではないため、企業側から「なぜこのタイミングで転職を考えているのか」という質問を受けることも考えられます。 このような場面で、あなたの状況や意向をしっかりと伝えることが大切です。

育休経験から得たスキルの伝え方

育休経験自体をアピールポイントとして伝えるのではなく、育休中に身につけたスキルや視点をアピールすることが効果的です。

例えば、育休中に養われた時間管理能力やコミュニケーションスキルは、多くの企業が求める能力です。 履歴書や職務経歴書、面接の際には、具体的なエピソードを交えてこれらのスキルを伝えることが重要です。

あくまで育休中に得たスキルは自身の価値観を伝えるための材料として考えるのが好ましいでしょう。

面接官はあなたが自社で活躍できるかどうかを見定めているため、イメージを膨らませる材料を探しているためです。

転職後に育休を取る選択肢も考える

新しい職場での育休取得のリアル

転職後、新しい職場で再び育休を取得することを考える方も多いでしょう。

しかし、新しい職場での育休取得は、前の職場とは異なる環境や風土があるため、その取得のしやすさや取得後のキャリアの流れが変わることが考えられます。

新しい職場での育休取得をスムーズに進めるためには、入社前や入社直後の段階で、人事や上司とのコミュニケーションを大切にすることが重要です。

そのため、面接時に確認をするときには慎重に確認することが求められます。

面接官に聞くとしても

「これから子育ても頑張っていきたいと思っており、御社の育休制度の状況はいかがでしょうか。家族全員で安心できる企業に勤めていきたいと考えています。」

とか

「転職後のキャリアを考える中で、将来的に家庭の事情を考慮したいと思っています。御社では、新しいメンバーが入社してから、例えば育休などの制度を利用する場合、どのような考え方や状況がありますか?」

などなど伝え方は人それぞれだと思いますが、聞き方については慎重になっていきましょう。

転職先選びでの育休制度のチェックポイント

転職活動を行う際、育休制度やワークライフバランスを重視する方も増えてきました。

特に、将来的に育休を取得する可能性がある場合、転職先の企業の育休制度や風土を事前にチェックすることは非常に有益です。

具体的には、育休取得率や取得後の復帰率、そして取得後のキャリアの流れなどを確認することがおすすめです。 また、企業の公式サイトや求人情報だけでなく、実際に働いている社員の声を聞くことも大切です。

また、仮に面接官に聞くとしたら男性の取得日数でしょうか。

取得率はIR情報などを通じてある程度大きい規模の企業であれば公表をしているところが増えてきましたが、平均取得日数は提示されていないところが圧倒的に多いと思います。

育休は男女ともに取得できるのは、原則として子どもが1歳になるまでの1年間であり、男性の場合には配偶者の出産予定日から、子どもが1歳の誕生日を迎える前日までの間で取得できます。

添付は男女の平均育休取得日ですが、男女で取得日数に大きな違いがあることが伺えます。

そのため、男性の育休取得率を聞いたとしても短期間で復職する方が大半であるため、これより長い期間の育休を取りたい場合は企業の文化、雰囲気などもあるため慎重に職場選びをしていくことが好ましいでしょう。

参考:厚生労働省「育児・介護休業法の改正について」

まとめ

育休取得を考える男性が増える中、転職との関連性は深まっています。

育休の背景や理由、転職活動の際の注意点、そして転職後の育休取得の選択肢は、キャリア形成の大切な要素となります。

転職活動を進める際は、自身の経験や状況を理解し、適切なタイミングと方法でアクションを起こすことが鍵です。

あなたの人生の大部分を占める、子育てと仕事の両方を満足させる選択肢を選びつつ人生を楽しんでいきましょう!

それでは!!!!

ABOUT ME
ショウ
はじめましてショウです。都内でIT企業に勤めています。 前職は全国転勤ありの仕事でした。 本ブログでは「子育て中だけど、転職をしたい」と悩んでいる方向けのブログです。 僕自身、子どもが生まれたばかりの頃、色々な悩みを抱えていました。 一緒にいる時間や自身のキャリア、子育ての環境など考えることは一人暮らし時代とは比じゃないくらい増えます。あなたの参考になれれば幸いです!